おいしいドイツ:トルテ編その2

さて、おすすめのトルテなのですが、ドイツに行ったら一度は食べていただきたいのはやっぱり黒い森のさくらんぼケーキ(Schwarzwalder Kirschtorte)。台はチョコレートスポンジだったり、チョコレートムースだったりお店によって様々です。黒い森のさくらんぼケーキに使われているクリームにはキルシュ・ヴァッサー(Kirschwasser)と呼ばれるさくらんぼリキュールが使われていますので、さくらんぼ風味のクリームになっています。

それほど甘くはなく、さっぱりとしたお味です。 それから、意外とどこにでもあるのはアプフェル・シュトゥルーデル(Apfel Strudel)と呼ばれるウィーン風のアップル・パイ。何層にもなっているとっても薄い生地でりんごのフィリングを巻いてあります。りんごと一緒にナッツやレーズンも入っていることもあります。もちろんアップル・パイの定番シナモン風味です。

お店によっては温かくしてサーブしてくれるところもあります。オーストリアだけではなく、ドイツの南部でよく見かけることができますので、ノイシュバンシュタインに行った際にはぜひバイエルンで探してみてください。

果物を煮たり焼いたりするのはちょっと・・・という人には、甘さ控えめのヘーレン・トルテ(Herren Torte)なんかがおすすめです。これもチョコレートケーキなのですが、チョコクリームがあっさりしていて、食べやすいです。お店によってはマジパンが使われていたりもします。ヘーレン・トルテは直訳すると「紳士(もしくは男性)のトルテ」という意味になります。生地とクリームが何層にも重なっていることが多いです。

クーヘンはお店によっていろいろな種類のものがあります。もし、クリスマスの時期にドイツに行くことがおありでしたら、ぜひシュトーレン(Stollen)を買ってみてください。シュトーレンはブランデーに漬けたドライフルーツ(レーズンやレモンの皮なんかも入ります)や、アーモンドを生地に練りこんで焼いてあります。

かなりしっかりとした食感のクーヘンで、たいていたっぷりと粉砂糖がまぶしてあります。シュトーレンはドイツのクリスマスにはなくてはならないお菓子で、薄くカットしていただきます。ドイツのクリスマス市で手に入れることもできますし、スーパーなんかでも売られています。ここ数年、日本でもクリスマスの時期に手に入れることができますので、ぜひ一度ドイツのクリスマスの素朴な味を試してみてくださいね。

[ pick up 1 ] ノイシュバンシュタイン城

ノイシュバンシュタインのふもとの町には小さなホテル(ガストホフやペンション)や、ドイツ料理や、バイエルン料理のレストラン、カフェ、それからかわいい雑貨やさんや、おみやげものやさんなんかが軒を連ねていて、ここだけ見ても女性なら十分楽しめちゃう感じです。
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[ pick up 2 ] おいしいドイツ:トルテ編

ドイツは日本で言う「ケーキ」を主に2つに分けて考えています。デコレーションケーキのようにクリームやフルーツ、チョコレートなどで飾ったものをトルテ(Torte)、飾るとしても粉砂糖をまぶすぐらいの日本で言う焼き菓子に近いものがクーヘン(Kuchen)と呼ばれています。トルテやクーヘンはカフェが併設されたカフェ・コンディトライ(Cafe-Konditorei)や、パン屋さん(Backerei ベッカーライ)で買うことができます。
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