ルートヴィッヒの夢の城  リンダーホーフ城

リンダーホーフ城

旅の途中で3日間ほどミュンヘンに滞在した目的はルー様こと、ルートヴィッヒ2世の夢の城を見に行くことでした。1864年3月10日に父であるマクシミリアン2世の逝去の後、バイエルンの王の座についた若きルートヴィッヒ2世。彼はその夢の城であるノイシュバンシュタイン(Neuschwanstein 新白鳥城)を自分の死後に爆破してくれるように言い残したと言われています。

ノイシュバンシュタイン城に行くにはミュンヘンから電車やバスを乗り継いで行く方法もありますが、私はミュンヘンのホテルの人にお願いして1日ツアーに参加していくことにしました

最初はバスや電車を利用して行くつもりだったのですが、ガイドブックを見ていると、最寄の駅からノイシュバンシュタインまで意外と遠そうなことに気づいて、急遽予定変更。いろいろな国の人たちが相乗りしている観光バスで、ミュンヘンからいざノイシュバンシュタインへ。

観光バスのガイドさんは50代くらいのドイツ人のおじさま。ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、日本語で行き先の簡単な説明や、滞在時間を話して、お城のチケット代を回収すべく、バスの中を歩いていました。

どこから来たの?という英語の質問のあとはそれぞれの各国語でひとことふたことお話して、各国語でチケット代を請求していました。おじさまの日本語に感心しつつ、各国語で順番に流れるテープでの説明を聞きながら、ミュンヘンからノイシュバンシュタインのあるフュッセンへ向かいました。

リンダーホーフ城へ

ノイシュバンシュタインに行く途中、ルートヴィッヒ2世が2番目に作ったお城、リンダーホーフ城へ行きました。リンダーホーフ城はルートヴィッヒ2世が生きている間に完成し、ルートヴィッヒが長期滞在したお城で、フランス国王ルイ16世が王妃マリー・アントワネットに贈ったプチ・トリアノンをモデルにして作られたと言われる白壁の小さい、可愛らしいお城です。

お城の中には日本人は日本人のグループで、英語グループやドイツ語グループなど、各国語ごとに分かれて、グループごとに順番で中に案内されました。ガイドらしきお姉さんが一緒に中に入ったので、お姉さんが日本語ガイドなのかなあと思ったのですが、お姉さんはテープのチャンネルを日本語に変えて、終わったら次の部屋に全員を案内する役でした。

お城の正面には噴水、お城の中には小さいながらもお城の定番である、鏡の間がありました。そうそう。お城の中の食堂にはちょっとしたしかけがしてあります。これもルートヴィッヒ2世が「引きこもり」と言われる由縁となるようなエピソードなのですが、ルートヴィッヒが誰にも会わずに食事ができるように、下の階にある調理室で作った食事を乗せて、下の階からテーブルごと上の階にあがってくるしかけが食堂のテーブルになされています。

お城の中には、ドイツのマイセン磁器や象牙で作られたシャンデリアといった装飾もあります。価値としては象牙の方があるのかもしれませんが、マイセンのシャンデリアがとっても素敵でした。一見の価値ありです。お城の中の天井画に描かれている絵の一部、手や足は絵から飛び出て(立体的になって)いたりします。ちょっとどきっとしますが、ヨーロッパのお城や教会ではたまに見かけるのです。・・・当時流行っていたのかしら?

私がリンダーホーフ城に行ったのは3月の終わりのことだったので、まだ道や庭の隅の方に少し雪が残っていたのですが、天気はよく、意外なほど暖かかったです。お庭には残念ながらお花はなかったものの、芽吹いたばかりの植物がたくさん生えていました。(たぶん、雑草ではないはず。)

お庭の奥にある、有名な洞窟まではお城から微妙に距離があったし、時間的にも行くことを断念しました。洞窟の中では小船を浮かべて遊べるようになっていたようで、とても幻想的な光景が見られるとか・・・この次に行くときは絶対に時間をとって洞窟の中を見てみたいと思います。

[ pick up 1 ] ノイシュバンシュタイン城

ノイシュバンシュタインのふもとの町には小さなホテル(ガストホフやペンション)や、ドイツ料理や、バイエルン料理のレストラン、カフェ、それからかわいい雑貨やさんや、おみやげものやさんなんかが軒を連ねていて、ここだけ見ても女性なら十分楽しめちゃう感じです。
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[ pick up 2 ] 旅のドイツ語:まずはご挨拶

Guten Tag! (グーテン・ターク!こんにちは)ここではちょっとでもドイツに興味を持ってくださった方のためにかんたんな旅のドイツ語会話をお教えしちゃいます。カタカナの読みは、どうしても発音記号とは違ってしまうところがでてくるのですが、旅先で外国人である日本人がドイツ語を使ってコミュニケーションをとろうとしている分には多少の発音の問題なんて、向こうの人は気にせずドイツ語で会話をしようとしていることを好意的に受け止めてくれるはずです。
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