ハーメルンの笛吹き男その1

ドイツメルヘン街道のほぼ真ん中に位置するハーメルン(Hameln)は、グリムの残した作品でも有名な『ハーメルンの笛吹き男』の伝説の残るドイツの小都市です。ハーメルンの街(旧市街)は鉄道の通る駅からかなり歩いたところにあります。

歩こうと思って歩けないことはないのですが、かなり距離がありますので、スーツケースをガラガラ引きずりながら旧市街まで行くというのはおすすめしません。(ちなみに私はフランクフルトにスーツケースを置いて、バッグひとつでハーメルンまで行きました。)とはいえ、ハーメルンの駅から、旧市街まではほぼ一本道なので、歩いて行っても迷うということはあまりないと思います。

ハーメルンの旧市街

ハーメルンの街の旧市街は円いかたち(リンク状の外壁が昔は旧市街を囲っていたようです)をしています。そして、街の中にはねずみのモチーフがあふれていますし、旧市街の道路や歩道には白いねずみの絵が書かれています。この白いねずみの絵なのですが、縦にひたすら続く列のように並んで描かれていて、このねずみの絵を追って歩くと、ハーメルンの街(旧市街)を一周できるようになっています。ただし、白いねずみの絵ばかりを追いかけているとハーメルンの街の建物を見過ごしてしまいそうになるので要注意です。

私がハーメルンに行ったのは9月のことでしたので、残念ながら、市庁舎前で毎年夏に催されているという、有名な『ハーメルンの笛吹き男』の野外劇は開催されていなかったのですが、街中にはこのお話をモチーフしているであろうものがたくさんありました。(私が行く一週間前まででその年の野外劇は終わりでした)旧市街の中は歩こうと思えば、丸一日あれば十分楽しめる大きさです。

私がハーメルンに着いたのはお昼過ぎのことでした。少し時間が早かったのですが、ホテルの人の計らいでお部屋に荷物を置かせてもらうことができました。(ボストンバッグひとつ分だったのですが、とても助かりました。旅は身軽が一番ですよね。)

お部屋にはバラの花が一輪生けてあって、シンプルだけど、味わいのあるお部屋でした。お部屋で一息ついてから、また歩いて、旧市街へ向かいました。旧市街へ向かう途中に消防署があったのですが、消防署の前にも消防士さんの格好をした大きなねずみの像が立っていました。(かわいいけれど、かなり大きかったので、夜見たらちょっとこわいかも・・・?)もちろんお写真を撮って、消防士さんのねずみにさよならを告げて、さらに旧市街へと向かいました。

[ pick up 1 ] ノイシュバンシュタイン城

ノイシュバンシュタインのふもとの町には小さなホテル(ガストホフやペンション)や、ドイツ料理や、バイエルン料理のレストラン、カフェ、それからかわいい雑貨やさんや、おみやげものやさんなんかが軒を連ねていて、ここだけ見ても女性なら十分楽しめちゃう感じです。
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[ pick up 2 ] おいしいドイツ:トルテ編

ドイツは日本で言う「ケーキ」を主に2つに分けて考えています。デコレーションケーキのようにクリームやフルーツ、チョコレートなどで飾ったものをトルテ(Torte)、飾るとしても粉砂糖をまぶすぐらいの日本で言う焼き菓子に近いものがクーヘン(Kuchen)と呼ばれています。トルテやクーヘンはカフェが併設されたカフェ・コンディトライ(Cafe-Konditorei)や、パン屋さん(Backerei ベッカーライ)で買うことができます。
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