旅のドイツ語:まずはご挨拶
Guten Tag! (グーテン・ターク!こんにちは)ここではちょっとでもドイツに興味を持ってくださった方のためにかんたんな旅のドイツ語会話をお教えしちゃいます。
カタカナの読みは、どうしても発音記号とは違ってしまうところがでてくるのですが、旅先で外国人である日本人がドイツ語を使ってコミュニケーションをとろうとしている分には多少の発音の問題なんて、向こうの人は気にせずドイツ語で会話をしようとしていることを好意的に受け止めてくれるはずです。
ですからあまり細かいことにこだわらずに会話を楽しんでみてください。(かんぺきな発音は学者さんやネイティブスピーカーにおまかせするとして、ドイツ語のお勉強を始めましょう。)アクセントがある部分は太字にしてありますから、太字の部分を強めに発音してくださいね。ごあいさつの前にひとつ。ドイツ語で「はい」はJa(ヤー)、「いいえ」はNein(ナイン)になります。
人に会ったら
Guten Morgen. (グーテン・モルゲン) おはようございます
Guten Tag. (グーテン・ターク) こんにちは
Guten Abend. (グーテン・アーベント)こんばんは
Gute Nacht. (グーテ・ナハト) おやすみなさい
お店に入るときも必ず朝ならGuten Morgen!、お昼~夕方まではGuten Tag!とご挨拶してから入ったほうがよいと思います。南ドイツではGuten Tag.の代わりにGrüß Gott.(グリュース・ゴット)を使いますが、Guten Tag.でもちゃんと通じます。ドイツの人はみなさんそうしていらっしゃいますし、あいさつがあるとないとではお店の方の対応にも差が出ますので、はずかしがらずに言ってみてくださいね。
人と別れるとき
Auf Wiedersehen.(アウフ・ヴィーダーセーエン.)さようなら
Tschüss. (チュース) ばいばい
Bis Morgen. (ビス・モルゲン) また明日
Bis bald. (ビス・バルト) またね
Viel Glück. (フィール・グリュック) 幸運を
Gute Reise! (グーテ・ライゼ) いってらっしゃい。良いご旅行を。
お店を出るときはAuf Wiedersehen.かTschüss.と言ってから出ましょう。Bis Morgen.やBis bald.は基本的には知り合いやまた会う機会のある人に使いますが、あまりホテルの人なんかには使わないほうがいいかもしれません。Viel Glück.とGute Reise!は、旅先で出会った人と別れる際にさらっと言うことができると素敵だと思いますので、ぜひ覚えてみてくださいね。
お礼を言うとき
Danke. (ダンケ) ありがとう
Danke schön. (ダンケ・シェーン) ありがとうございます
Bitte schön. (ビッテ・シェーン) どういたしまして
英語で道を尋ねたり、ホテルや飛行機のチェック・インをした後にThank you.ではなく、その国の言葉で(ドイツならドイツ語で)「ありがとう」と言うだけで、なんだかお互い通じ合ったような気がしまうから、不思議です。
自己紹介
Ich freue mich, Sie kennenzulernen.(イッヒ フロイエ ミッヒ ジー ケネンツーレルネン)はじめまして
Sehr erfreut. (ゼア エアフロイト) こちらこそ
Mein Name ist ~ . (マイン ナーメ イスト ~)私の名前は~です。
Wie heißen Sie? (ヴィー ハイセン ジー?) お名前は?
Ich heiße ~ . (イッヒ ハイセ ~ ) 私は~という名前です。
Ich bin ~ . (イッヒ ビン ~ ) 私は~です。
~には名前や職業を入れて使います。
Student(シュトゥデント 男子学生)、Studentin(シュトゥデンティン 女子学生)、
Angestellte(アンゲシュテルテ サラリーマン、従業員、事務職員)、Lehrer(レーラー 教師 女性はLehrerinレーラリン)、Fahrer(ファーラー バス、電車の運転手)、Verkäufer(フェアコイファー 店員 女性はVerkäuferin フェアコイフェリン)になります。
かんたんなごあいさつなので、これらはドイツに行くときにぜひぜひ覚えていってくださいね。きっと旅が楽しいものになると思います。Gute Reise!
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